曼殊沙華

日記

ハンドメイド

私がヨブだったら、ぼろぼろにされた後、唐突に幸せを渡されても受取拒否するけどな。むしろ何にも生えてこない畑とひとりぼっちの生活に美を見出し、神より徳を積んで、死んだ後に神の寝首を掻くよ。本当は遺影をキキララのシールでデコって欲しいけれど、のどかはセンスないからダメ。端っこにちょこんとシール貼るんじゃなくて全体的に、ギャルが5年ぐらい使ったガラケーみたいにがっつりやって欲しいの。自分の葬式もハンドメイドしたい。

神に運命左右されてるのにも関わらず、そのことに抗わないヨブって生温くない?不幸になるにせよ幸福になるにせよ、結局のところ手のひらで踊らされているだけなら同じことだと思うんだけど。

最近中学生時代のことをよく思い出す。今現在をあの頃と重ねているからなんだけど、私嫌だよ、中学の頃の幸福感で満足して生きられてないもん。今はもっと色んなことを知っているし、苦い思いもしてきた。

その上、新しい苦難の方がずっと澄んだ空気のように思える。

いつも何かに抗って生きてきたんだから、これからもやめる理由が見つかるまでそうする。

大袈裟に落ち込んだり泣いたりしても、必要だからそうする。

このような考え方が辛いことを引き寄せるなら引き寄せればいい。これまでの流れと反した運気の流れ、人生や神に騙されて体良く収まってしまうくらいなら、私はそんな幸せいらない。

毎日ちゃんと自分の世界を作ることをして、地に足つけて生きるよ。

おやすみ。